転職するときには、転職サイトや求人情報誌を確認することが少なくない。特にサイトを利用する人が増えているのは、スマートフォンで手軽に確認できるからである。
仕事を探すにあたっては、なんとなくというあいまいな理由や、給料がいいからなど一部の条件のみで確認することは避けたほうがよいとされている。採用されて仕事をしているうちに、もっと他の職場がよかったのではないかと後悔するからだ。そのため仕事探しで大切なのは、自分の勤務したい職種や具体的な仕事内容を明確にすることだ。自分の保有するスキルと照らし合わせ、最良の職種を選ぶことによって、生涯勤務し続けたくなるような職場を見つけられる可能性が高い。
また、希望している給料と、このラインなら働いてもいいという最低金額を決めておくことだ。自分の希望する条件以下で働いたとしても、不満は心の中でくすぶり続ける可能性が高い。最低金額を定め、希望金額に近い給料の職場を見つけることが必要といえるだろう。
それから転勤や社宅の有無など福利厚生部分に関しても確認を取らなければならない。勤務時間や休日といった基本的な部分だけではなく、社宅が転勤先各地にあるのかも確認しておくことが、将来的にも後悔しない職場探しにつながる。社宅があれば通勤しやすくなる可能性は高い。通勤手当などがあるかどうかも一緒に確認しておく必要がある。また、安定性のある企業かどうかチェックしておくことも重要だ。入ってすぐに合併などにならないよう、確認してから応募を決めることだ。